尿pHでわかること。からだが酸性・アルカリ性になったときの症状と原因、それぞれの改善法

サイマックスの「トイレで体調チェック」を使っておしっこを測定してみると、尿pHが日々変化しているのを見て、もっと詳しく知りたくなった方もいるでしょう。

尿pHをはかると、あなたのカラダが酸性またはアルカリ性になっていることを知ることができます。それぞれの状態を、酸性ならアシドーシス、アルカリ性ならアルカローシスといいます。アシドーシスとアルカローシス...、なんだか難しい単語ですね。難しい単語はまったく覚えなくていいです!からだが酸性またはアルカリ性にかたよると、様々な体調不良が出てきてしまうのです。

今回は、尿pHで分かること、また生活していく中で気をつけていけることをお伝えしていきます。 “尿pHでわかること。からだが酸性・アルカリ性になったときの症状と原因、それぞれの改善法” の続きを読む

尿pHに関する研究成果の紹介:メタボ、糖尿病、インスリン抵抗性

サイマックスのサービスで、いつも通りトイレでおしっこをするだけで尿pHをはかれる時代がやってきました。尿pHは生活習慣や病気と関係がある測定項目です。

今日は、メタボリックシンドローム(略してメタボ)、糖尿病、インスリン抵抗性と関係する研究をご紹介します。

尿pHとメタボの関係

低い尿pH(酸性尿)はメタボリックシンドロームと関係があるのことです。メタボリックシンドロームになると生活習慣病になるリスクがあがってしまいます。

Source: Hara S, Tsuji H, Ohmoto Y, Amakawa K, Hsieh SD, Arase Y, et al. High serum uric acid level and low urine pH as predictors of metabolic syndrome: a retrospective cohort study in a Japanese urban population. Metabolism. 2012;61:281–8. 7

メタボになると何がいけないの?

メタボになると生活習慣病の原因になります。生活習慣病とは、たとえば糖尿病、高血圧症、脂質異常症、狭心症・心筋梗塞などの心臓病(虚血性心疾患)、脳血管障害・脳卒中、高尿酸血症(痛風の原因)などです。

糖尿病と尿pH

低い尿pH(酸性尿)の人は、糖尿病のリスクが高いとのことです。

3,119人の男性を対象として、5年間の追跡調査研究を行ったところ、尿pHが低い人は糖尿病になりやすいことがわかりました。

Low urine pH is significantly associated with abnormal glucose tolerance; therefore, measuring urine pH might prove useful for identifying patients at high risk for diabetes.

Source: Hashimoto Y, et al. Diabetes Res Clin Pract. 2017;130:9-14. Relationship between urine pH and abnormal glucose tolerance in a community-based study.

  • インスリンと尿pH

    Epidemiology studies have revealed that patients with obesity, hyperglycemia, or hypertension are associated with a decreased urine pH.

この研究では、尿pHがインスリン抵抗性と関係があることを明らかにしました。尿が酸性によっているほど、 インスリン抵抗性(HOMA-IR)が高まっているとのことです。

1084人の糖尿病ではない日本人のデータを使って研究を行ったとのことです。

インスリンとは?

インスリンとは、膵臓から出るホルモンのことで、血糖を一定の範囲におさめる働きを担っています。インスリンが十分に働かないと、血液中を流れるブドウ糖という糖(血糖)が増えてしまいます。これが糖尿病です。また、肥満や高血糖、高血圧とも関係があります。

インスリンが働かない状態を、「インスリン抵抗性」といいます。酸性尿(低い尿pH)は、このインスリン抵抗性と関連するといわれています。

最終的に心筋梗塞や脳梗塞などの生活習慣病になってしまうのは、このインスリン抵抗性が根本的な原因であり、血圧や糖や脂質が直接の原因ではないとする考えもあるようです。

Source: Association of Low Urine pH with Insulin Resistance in Non-Diabetic Japanese Subjects. Exp Clin Endocrinol Diabetes. 2018 Feb 8. doi: 10.1055/s-0043-122943.

関連記事

現代人は酸性体質!尿pHを中性にして頭痛・低血圧・疲労感・不眠を改善しよう

最近、疲労感や眠気、頭痛など「なんだか調子悪いなあ」といったことはありませんでしたか?調子が悪いと、仕事や趣味にも悪影響が出てしまってイヤですよね。もしかすると、あなたのその症状は身体が酸性化しているからなのかもしれません。

尿pHとはどんな測定項目なの?

サイマックスのサービスでは、いつも通りトイレでおしっこをするだけで毎日の尿pHをはかることができます。尿pHは生活習慣や病気と関係がある測定項目ですが、どういったものなのかをご紹介します。

現代人は酸性体質!尿pHを中性にして頭痛・低血圧・疲労感・不眠を改善しよう

こんにちは!皆さんは最近、疲労感や眠気、頭痛など「なんだか調子悪いなあ」といったことはありませんでしたか?

調子が悪いと、仕事や趣味にも悪影響が出てしまってイヤですよね。もしかすると、あなたのその症状は身体が酸性化しているからなのかもしれません。 “現代人は酸性体質!尿pHを中性にして頭痛・低血圧・疲労感・不眠を改善しよう” の続きを読む

トイレでおしっこの量がわかる!尿量でわかることのまとめ

トイレでおしっこをするだけで、らくらく体調チェック!

当社がこんなサービスをご提供できるのも、「おしっこ」がたくさんの情報をもっているからなんです!

今日はその中でも「おしっこの量」からわかることをお届けします。

普通のおしっこの量

1回あたりの尿量は200~500mlが標準的です(ただし個人差があります)。男性よりも女性の方が多い傾向もあるようです。女性のほうが膀胱が大きいんですね。

女性の生活の大敵、膀胱炎

オフィスで働く女性は、気づかない間にトイレを我慢しているせいで膀胱炎になることが多いという話を聞きます。

「最近はいつもよりおしっこの量が多いな・・・トイレを我慢しがちなのかも」

こんなこともサイマックスのサービスを使うとわかるので、ついつい我慢してしまっていることに気づくきっかけになります。


おしっこの量と生活習慣病

日々のおしっこの量の変化が、「糖尿病」や「腎不全」などの生活習慣病になるリスクと密接に関わっていることが医学研究でわかっています。

おしっこの量とストレス

また、ストレスがかかっていたり、緊張した状態が続いているなどの環境もおしっこの量に影響を与えるといわれています。

メンタルヘルスのケアにも、おしっこの持つ情報は重要なんですね!

1日のおしっこの量でわかること

1日のおしっこの量の合計からも、わかることがあります。

○2500ml以上/1日 (多尿)

  • 糖尿病や腎性尿崩症、心因性多尿(心因性多飲症)の可能性があります。
  • 多量に水を摂取する水中毒の場合、7割近くの人が精神疾患患者ともいわれています。

○400ml以下/1日(乏尿)

  • 一日の尿量が少ないと、脱水症状の可能性があります。夏場は摂取する水分量に気をつけたいですね。
  • 長く続く場合には腎不全や肝機能障害、貧血などの病気の疑いがあるようです。

おしっこの量を計る方法

医療現場などでは、次のような方法でおしっこの量をはかっています。

  • 尿道にカテーテルをさし、ウロバックという袋におしっこを吸い出す
  • 計量カップや測定器機の中におしっこを出す

どちらも手間がかかったり体への負担がある方法です。カテーテルをとった後は、数日間痛むそうです。。。辛そうですね。

サイマックスのセンサーならば、いつも通りトイレでおしっこをするだけなのでとっても手軽。お医者さんにも注目されている技術なんですよ!

 

参考資料:
「新臨床内科」医学書院
「内科診療リファレンス」医学書院
「エッセンシャル臨床栄養学第8版」医歯薬出版
「臨床検査データブック 2017-2018 」医学書院
「今日の臨床検査2017-2018」南江堂
「ハリソン内科学1,2」メディカルサイエンスインターナショナル
「標準泌尿器科学」医学書院、
「糖尿病学」西村書店
「多飲症・水中毒―ケアと治療の新機軸」医学書院

 

尿pHとはどんな測定項目なの?

こんにちは!サイマックスのサービスでは、いつも通りトイレでおしっこをするだけで毎日の尿pHをはかることができます。尿pHは生活習慣や病気と関係がある測定項目ですが、どういったものなのかをご紹介します。

尿pHとは?

おしっこが酸性かアルカリ性かを知ることができます。pHの数字が小さいと酸性、高いとアルカリ性です。

体が酸性になっているか、アルカリ性になっているかのバランスをおおまかに知ることができます。

身体のpHは中性であることが理想です。身体が酸性になっていると疲労感や眠気、だるけにとどまらず、糖尿病などのリスクも高い状態になっているようです。アルカリ性にかたよっていても病気の可能性などがあるようです。

尿pHでわかること

尿pH値は、病気や食べ物、生活習慣によって変化します。 尿pH値の変化を見ることによって、体調の変化を知ることができます。

結果の見方

健常な場合は通常、尿は弱酸性(pH7.0-6.5)です。

  • 低pH ⇒ 酸性
  • 高pH ⇒ アルカリ性

酸性やアルカリ性に偏っていると、何かしら身体に異常が起こっている可能性があります。

○酸性にかたよる場合

以下のような可能性があります。

  • 生活習慣との関係
      • 肉や卵の摂りすぎ
      • アルコールの摂りすぎ
      • 砂糖(清涼飲料・ワイン)の摂りすぎ
      • コーヒーの飲み過ぎ
      • 喫煙による体内の二酸化炭素の過剰蓄積
      • 体内での酸の蓄積
      • ストレス
  • 病気との関係(長く続く場合)
      • 糖尿病
      • 高尿酸血症(痛風など)
      • 腎・尿管結石ができやすい
      • 腎臓の機能不全
      • 乳酸の過剰蓄積
      • アルコール中毒

○ アルカリ性にかたよる場合

  • 生活習慣との関係

      • 野菜や海藻など植物性食品の摂取
      • 過呼吸(緊張や不安、疲労)
      • 過剰な塩分摂取
  • 病気との関係(長く続く場合)

      • 腎臓から尿道までの尿路感染症
      • 慢性的な過呼吸
      • 腎・尿管結石ができやすい

まとめ

いかがでしたか?継続して測定し続けることで、日頃の体調管理だけでなく病気のリスクについても知ることができるみたいですね。

毎日の尿pHをはかって、元気な毎日をすごしましょう!

関連記事

現代人は酸性体質!尿pHを中性にして頭痛・低血圧・疲労感・不眠を改善しよう

最近、疲労感や眠気、頭痛など「なんだか調子悪いなあ」といったことはありませんでしたか?調子が悪いと、仕事や趣味にも悪影響が出てしまってイヤですよね。もしかすると、あなたのその症状は身体が酸性化しているからなのかもしれません。

尿pHに関する研究成果の紹介:メタボ、糖尿病、インスリン抵抗性